散歩中の公園でのできごとです。
公園にある動物の遊具は子どもたちに大人気です。
乳児は、まだ順番・交替して乗ることのわからない年齢です。
保育者が付き、安全に遊ばせたいので
「1・2・3…おまけのおまけのきしゃぽっぽ・・ぽーとなったらかわりましょ。ぽっぽー」
歌いながら交替していくようにすると、とてもスムーズに交替できるのです。
「もっと乗りたい!」気持ちよりテンポのよい歌に興味があるようです。
交替して乗ったMちゃんの所にRくんが来て乗りたそうにしています。
自分から交替することはできないので「Mちゃん、Rくんも乗りたいんだって」とRくんの気持ちを伝えると「いいよ」と替わってくれました。
「Rくん替わってもらえて嬉しいね。Mちゃんありがとう」とRの嬉しい気持ちをMに伝えると
Mちゃんは得意げで嬉しそうです。またすぐ交替して乗っていました。
やりたいと思ったら押しのけてもやろうとしていたMちゃんですが、集団生活の中で少しずつ「順番、交替」がわかるようになり成長を感じます。
やりたいことが満足できるまで時間や場を保障していくことが必要な時期の子ども達です。
集団の中では我慢させたり、中断させたりすることがあり保育者として自問自答です。
でもこれが保育です。子どもたちが笑顔で生活でき、学びの多い生活をさせたいです。